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スキンケア用語

キャリーオーバーとは
植物などの原料から成分を抽出する際や、抽出した成分を長期保存するために使用される成分は、
法律上で表示の義務がなく、これをキャリーオーバー成分と呼びます。
例えば「天然のハーブエキス」を抽出する際に化学合成成分を使ったとしても、
無添加コスメと謳うことができるのです。

ターンオーバーとは
ターンオーバーとは、皮膚の表面の表皮の新陳代謝を指します。
細胞が新しく作られてから、角化しながら姿を変え、それぞれの役割を果たし、
最後は垢となって剥がれ落ち、肌が生まれ変わるまでの仕組みです。
顔の肌の正常なターンオーバーの周期は28日が理想と言われており、
過度なケアや刺激を受けることで周期が乱れると、肌荒れを起こすことがあります。
ターンオーバーが早いと、細胞が栄養を吸収し角化する過程が未熟になってしまい、
ダメージから肌を守ることができなくなります。敏感肌や乾燥肌の人は、ターンオーバーが早い可能性があります。
一方でターンオーバーが遅いということは、肌の生まれ変わりが遅いことを意味し、
古い角質がいつまでも残っているということになります。
日焼けや傷の回復が遅くなるほか、メラニンが沈着しやすくなり、シミの原因にもなります。

 

成分について

アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム(ビタミンC誘導体)
ビタミンCは、シミ、小じわ、毛穴の開きなど、肌の悩みにうれしい働きをすることで知られていますが、
肌に浸透しにくく、そのまま化粧品に配合してもあまり意味がありません。
この弱点を克服すべく、ビタミンCを安定化させることに成功したのが「ビタミンC誘導体」です。
ビタミンC誘導体には、コラーゲンの合成を促す、皮脂を抑える、炎症を抑える、シミの予防など、
様々なお肌にうれしい作用があります。

オリーブ油
オリーブ油は、オリーブの熟した果実から抽出され、食用、薬用として古くから使用されてきたオイルです。
成分には主にオレイン酸が含まれており、そのほかリノール酸、パルミチン酸も含まれています。
皮膚に潤いと柔軟性、栄養分を保たせる効果があり、石鹸やクリーム、
マッサージオイルなど様々な化粧品に使用されています。

カオリン
カオリンは、粒子が極めて小さい鉱物が風化して出来た物質です。
吸収力に優れ、皮膜力もある為、主にベビーパウダーにも使用され、
おしろいをはじめとするメイクアップ製品に配合されます。

酸化亜鉛
酸化亜鉛は、可溶性亜鉛溶液や亜鉛鉱石から合成してつくられる白色の粉末です。
白色顔料や保護剤として使用されているほか、UVカット効果に優れているため、
日焼け止めをはじめ、化粧下地やファンデーションなど、多くの化粧品に使われてます。
酸化亜鉛は皮膚への刺激性がほとんどなく、アレルギー反応もほぼ起こらないことから、
安全性の高い成分です。
ただし、亜鉛は金属ですので、金属アレルギーのある方は注意が必要です。

酸化鉄
酸化鉄は、化粧品に使われる顔料の一種で、雲母チタンを加熱還元して表面を黒酸化チタンとしたものに、
酸化チタンの薄膜を被覆処理した有色の無機顔料です。
肌への密着度が高く、アイシャドー、アイライナー、マスカラ、ファンデーション、チーク、化粧下地、
口紅、リップグロスからマニキュア、ネイルカラーなどのネイル製品などに使用されます。

シリカ
シリカはシリコンとも呼ばれ、土や砂、植物、水をはじめとした、人間の骨や皮膚、爪、
髪の毛などにも含まれるミネラルの一種です。
身体の土台を作る重要な役割を担っており、皮膚の内側でコラーゲンの生成を助けるはたらきがあるので、
肌の弾力やハリをもたらします。また、表皮でケラチンの結びつきを強めるはたらきがあるため、
バリア機能や保湿力をキープする粉体として、さまざまな化粧品や洗顔料などに利用されます。

スクワラン(植物性)
スクワランは、サトウキビや、オリーブの実に含まれるスクワレンを安定化させた成分で、
無色透明でさらっととしており、扱いやすいオイルです。
スクワレンは人の皮脂にも含まれ、肌をすこやかな状態に保つ天然の保湿クリームの役割を果たします。
そのため、外部から肌に与えるスクワランも大変肌なじみがよく、低刺激かつ保湿効果に優れています。
サトウキビやオリーブの実に約0.7%程度しか含まれない希少なオイルですが、
酸化・変質しにくい安定性を持ち、配合することで化粧品自体の変質も抑える働きをすることから、
高品質な化粧品の成分として広く使われています。

タルク
タルクとは、滑石を微粉末にした成分です。
滑りをよくする効果に加え、吸着性によってツヤを消す効果があります。
その効果から、洗顔パウダーや化粧下地、ファンデーション、さまざまな化粧品に配合されています。
安全性の高い成分なので肌質を選ばずに使用できます。
30年以上前に韓国産のタルクにアスベストが含まれていた事件がありましたが、現在の国産タルクにそういったリスクはありません。

トコフェロール
トコフェロールは自然界に広く存在するビタミンEで、植物、藻類、
藍藻などの光合成生物によって合成されます。特にトコフェロールは化粧品、医薬品、食品、
サプリメントなど、広く利用されています。
化粧品としては、スキンケアやファンデーションなどに使用されており、
脂質の抗酸化作用によって、肌の老化や肌あれの原因となる活性酸素を消去するほか、皮膚の血液循環を促進し、
表皮細胞のターンオーバーを促進することで、くすみを防ぐはたらきがあります。

パーム
パームはアブラヤシの果肉部分から抽出される油で、主にインドネシアやマレーシアで生産される、
世界で最も生産されている植物油です。
皮脂の成分にも含まれる脂肪酸、パルミチン酸とオレイン酸が大半の成分として含まれており、
肌に使用することで保湿や老化防止に役立つほか、酸化を予防するビタミンEも含まれます。
食用から工業用まで、多岐にわたる用途で使用されています。

パームカーネル
パームカーネル(パーム核油)は、アブラヤシの実の種から抽出される油です。
同じアブラヤシからとれるパーム油とは、組成が異なるので性質も異なります。
パーム核油は主に食用に使用されており、化粧品としてはラウリン酸を多く含むため、
石鹸の泡立ちを良くするために使用されます。
ココナッツオイルと成分が似ているため、ココナッツオイルの代替としても使用されます。

ヒアルロン酸Na
ヒアルロン酸ナトリウムは、非常に多くの水を保持する能力がある高分子で、
人のからだにも含まれる成分ですが、加齢とともに減少していきます。
抜群の保水力で保湿に効果を発揮し、肌に直接塗るだけでなく、美容食品などにも使われています。

ベタイン
ベタインとは、ホウレン草などの植物やタコなどの魚介類に含まれる天然のアミノ酸誘導体です。
化粧品成分としてのベタインは、浸透性の高い保湿成分で化粧水や美容液から頭皮ケアアイテムまで、
様々なスキンケア、エイジングケアアイテムに配合されます。
ベタインは、刺激性や毒性が低く、アレルギー反応を起こしにくい安全性の高い成分なため、肌質を選ばず使用できます。
ベタイン配合の化粧品で、乾燥肌の予防や改善、乾燥肌が原因の肌悩みのケアが可能です。

マイカ
マイカは、原石である雲母を粉砕して得られる含水ケイ酸アルミニウムカリウムが主成分です。
マイカを化粧品に配合することで、伸びの良さやなめらかさ、肌への密着性を高めるなどの効果があり、
すべすべとしたツヤのある肌に仕上げます。
皮膚刺激性がほぼない安全な成分なため、あらゆる肌質に使用でき、日焼け止め、ファンデーション、口紅、
マニキュアなど様々な化粧品に配合されています。

ミツロウ
蜜蝋(ミツロウ)とは、ミツバチが巣作りの際に分泌する蝋(ロウ)を精製したものを指します。
採蜜後の巣に熱と圧力を加えるか、あるいは湯で煮溶かして採取します。本来は透明ですが、
花粉の色素などが混ざることで黄色い色がつきます。
ミツロウが持つ高い保湿性と乳化作用に加え、融点の高さから、
リップクリームなどの硬めのテクスチャーが必要な商品によく使われています。
また、高い抗菌性があり、切り傷、火傷などの薬の原料としても使用されています。

リボフラビン(ビタミンB2)
ビタミンB2は水溶性のビタミンです。
黄色〜橙黄色の結晶の粉末でわずかに匂いがあります。
ビタミンB2が不足すると、口角炎、口内炎など、
皮膚や粘膜に炎症が起きやすくなります。
皮膚機能を正常に保つ効果があり、皮膚本来が持つ機能を取り戻し、
健康な状態を維持させる目的で、化粧水やクリームなど、幅広い化粧品に使用されています。